「ガサガサかかと」から「ツルツルかかと」へ!かかとのケアどうしたらいい?
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公開日:2018年7月13日
薄毛といえば男性の悩みというイメージが強いですが、女性も加齢とともにボリュームダウンしていく頭髪を気にしている方が多いようです。今回は、この女性の薄毛について、その原因や対策を中心にピックアップしてみたいと思います。
薄毛の原因と対策を見ていく前に、まずは一般的な髪の毛の知識の中から「ヘアサイクル」と「一日に抜ける髪の本数」という基本的な事柄を抑えておきたいと思います。
髪の毛にもサイクルがあります。肌でいうところのターンオーバーのようなもの。髪の毛が生えてきて、抜けるまでの周期のことです。それは4年~6年と言われています。
細胞分裂を繰り返し、髪の毛が生えて伸びていくのが「成長期」、成長が止まるのが「退行期」、生えようと待っている新しい髪の毛に押し出されるように自然に抜けていくのが「休止期」この3つを繰り返しています。
「成長期」4年~6年
↓
「退行期」2週間~3週間
↓
「休止期」数か月
このサイクルが乱れると薄毛の原因にもなります。成長期が短くなると、髪の毛がちゃんと育たず、毛が細くなってしまいますし、休止期が長くなると、なかなか髪の毛が生えてこなかったりしてしまいますよね。
通常、髪の毛は1日に50本~100本は抜けるんだそうです。それが当たり前なんだとか。50本と100本では随分違いますが、100本までなら抜けても大丈夫ってことか…と、なんだか少し安心しました。もちろん、個人差もあるようですが…。
ただここで一つ気を付けなければいけないのが、抜けた毛の状態。細くて短い毛が抜け始めたら、薄毛の心配をした方がいいかもしれません。
というのも、上述したように、ヘアサイクルが正常であれば、4年~6年かけて伸びるわけです。1か月で約1~1.5cmほど伸びると言われているので、1年で約15cmくらいは伸びる計算になりますよね。4年だったらかなりの長さになるわけですが、ヘアサイクルが短くなってしまったら、たいして伸びてない状態で抜け落ちてしまいます。
自分の抜け毛がどんな状態なのかを観察することで、薄毛の心配をする必要があるかどうかもわかるということです。
● 正常な抜け毛
サイクルが正常で、自然に抜け落ちた髪の毛は、毛根部分がこん棒状になっていて、毛先まで同じくらいの太さになっています。
● 不自然な抜け毛
不自然に抜けた髪の毛というのは、毛根部分がしっぽのようになっていて、毛先にいくほど細くなっています。
自分の抜け毛をよーく観察して、自分の髪の毛の状態を知っておくのも大事なことです。
私が若い頃(10代~20代)は、薄毛で悩むのは男性だけだという勝手な思い込みがありました。私が以前持っていた「薄毛は男性特有のもの」という思い込みは、男女の進行具合の違いによるものもあるようです。
30代~40代の男性に多いのが、AGA(Androgenetic Alopeciaの略)と呼ばれる男性型脱毛症と言われるものです。遺伝や男性ホルモンによる影響で、薄毛が進行していきます。
男性の薄毛には、そりこみ部分からやってくるM型、頭頂部からやってくるO型、そしてそれらがあわさった複合型に分けられます。
一方、女性の場合、加齢などによるホルモンバランスの影響で毛自体が細くなり、生え際部分が目立ってきたりすることが多いようです。歳をとるにつれ、髪のハリやボリュームがなくなってきますからね。
このように男性と女性では薄毛のタイプが異なるようですが、ここで今回のテーマでもある女性の薄毛のタイプ(種類)についてみていきましょう。
● 瀰漫(びまん)性脱毛症
女性に一番多く見られるのがこれです。一部分じゃなく、髪の毛全体が薄くなるというもの。30代の後半になると、これに悩まされる人が増えてきます。これは、原因を取り除くことで改善されるそうです。
● 分娩後脱毛症
妊娠・出産によるホルモンバランスの変化で起こるもの。妊娠すると女性ホルモンが増えるので、成長期が長くなります。ですが、出産後に休止期に入るので、抜ける髪の毛の量が増えてしまいます。これは、出産後半年くらいで自然とおさまると言われています。
● 牽引性(けんいんせい)脱毛症
ポニーテールやお団子などで、髪の毛を引っ張ってまとめている人に見られるものです。長時間髪の毛を引っ張った状態にしておくと薄毛になってしまいます。違う髪形をしてみたり、なるべく強く引っ張らないようにしてください。
● 脂漏性(しろうせい)脱毛症
過剰な皮脂分泌により、頭皮の毛穴が塞がってしまったり、炎症が起こったりして毛が抜けてしまうもの。頭皮をしっかり洗えていなかったり、食生活が乱れると起こります。病院に行って適切な処置をすることが大事です。
● 円形脱毛症
これは聞いたことがあるでしょうから、どんなものか想像がつくと思います。500円玉くらいの範囲の毛が円形状に抜けます。一つだけじゃなく、いくつも同時にできたりする人もいるようです。しかも、頭髪だけじゃなく、眉毛や体の毛などが抜けることもあるのだとか。病院で適切な治療を受けましょう。
● 粃糠性(ひこうせい)脱毛症
これは珍しいものだそう。フケが毛穴を塞ぐことで、毛根が炎症を起こして毛が抜けるというもの。原因は様々ですが、シャンプーを変えてみても改善されないという場合は、病院で適切な治療をしてもらいましょう。
● ホルモンバランスの乱れ
加齢や生活習慣の乱れ、ストレスなどにより、ホルモンバランスが崩れてしまうことがあります。ホルモンバランスが乱れると、肌にも影響しますが、髪の毛にも大きな影響を与えてしまうのです。
女性ホルモンの一種で、卵胞ホルモンとも呼ばれるエストロゲンは、髪の毛を育てるために重要な働きをします。30代から徐々に減り始め、40代では急激に減少するらしい。
髪の毛にとっても重要なものですが、ほかにも、ツヤのある肌を作ったり、自律神経を整えたり、丈夫な骨を維持する働きがあったり、動脈硬化を抑えたりと、すごい活躍をしてくれるのです。
髪の毛のためにも、肌のためにも、健康のためにも、ホルモンバランスが乱れないように気を付けたいですね。
● 栄養不足
食生活が乱れることで、髪の毛に十分な栄養がいかなくなり、元気がなくなってしまいます。もちろん、アルコールの摂りすぎ、タバコも髪の毛にはよくありません。
バランスの取れた食事を摂ることが大事です。なるべく食事から栄養を摂るほうがいいですが、髪の毛にとって重要なビタミンB群や亜鉛を食事からだけ摂るのが難しいという場合は、サプリから摂取してもいいかもしれません。
亜鉛が不足すると、薄毛だけじゃなく、白髪の原因になることもあるそうです。そういえば以前に比べて白髪がかなり増えてきました。もしかしたら私も亜鉛が不足しているのかもしれません。
ちなみに、亜鉛を多く含む食べ物というと…
◎魚介類 ◎牛肉 ◎チーズ ◎アーモンド ◎ナッツ ◎ゴマ ◎海苔 ◎抹茶 etc…
特に牡蠣にはたくさんの亜鉛が含まれているようです。チーズやビーフジャーキーにも亜鉛がたくさん含まれていますが、塩分の摂りすぎは体によくないので、その辺も考えて摂取しなくてはいけません。
● ストレス
ストレスがたまると血流が悪くなります。血行不良になると、栄養が頭皮までいかなくなりますから、髪の毛が抜けたり、きちんとした毛が育たなくなります。
うまくストレスを発散し、自律神経を整えて、血行を良くして、十分な栄養が頭皮まで行くようにしなくてはいけません。呼吸法やアロマなどをうまく使ってストレスを軽減するといいですね。
ちなみに、腹式呼吸は副交感神経を高め、リラックス出来ますから、仕事の合間、乗り物に乗っている間、寝る前などに意識して取り入れると、自律神経が整ってきます。
◎腹式呼吸のやり方
1.体の力を抜く
2.お腹をへこませながら、口からゆっくり息を吐く
3.吐ききったら、お腹を膨らませながら鼻から息を吸う
これを繰り返します。イメージとしては、吐くときは、自分の体の中にある悪い気やモヤモヤした気持ちなどを全て吐き出す感じ。吸うときは、自分にとってプラスのエネルギー、幸せをたくさん体の中に取り入れるイメージでやるといいです。私はお風呂の中、仕事の合間など、思い出した時、1日に何度もやってます。
◎リラックスできるアロマ
個人的にオススメなのは、ベルガモットです。ベルガモットは、気分を落ち着かせたり、不安を和らげてくれる働きがあります。ただ、光毒性があるので、紫外線などを浴びると肌トラブルの原因になりますから、肌に直接つけたりしないようにしてください。
私は、お風呂に3滴ほど垂らして香りを楽しんだり、持ち歩いて直接香りを嗅いだりしています。ハンカチやティッシュにたらして枕元に置いておくのもいいですし、ディフューザーで楽しむのもいいですね。
ほかにも、カモミールやゼラニウム、ネロリ、イランイランなど、心を落ち着かせてくれるアロマはたくさんありますから、ご自分の好みの香りを見つけて是非取り入れてみてください。
● 睡眠の質
睡眠不足になると、薄毛が進行してしまいます。ゴールデンタイム(夜10時~深夜2時)と呼ばれる時間は、肌だけじゃなく、髪の毛のダメージも回復してくれますし、髪の毛の成長になくてはならない成長ホルモンは、その時間帯が一番活発に働きます。長くて太い健康な毛を育てるには、成長ホルモンの分泌量が多いほど良いので、その時間にしっかり睡眠をとることも大事です。
● 分け目や髪形が同じ
長年同じ分け目にしていると、その部分の薄毛が進行してしまうこともあります。たまには、いつもと違うところから髪の毛をわけたりするなど、偏らないようにしてください。
また、いつも髪の毛を思い切り引っ張って結んでいるという人も注意が必要です。生え際が薄くなってしまうことがあります。牽引性(けんいんせい)脱毛症と呼ばれるものですね。
今はラフに結ぶのも流行ってることですし、結ぶときはあまり引っ張りすぎないように気を付けてくださいね。
正しいシャンプーの仕方ってご存知ですか?薄毛にならないためには洗い方も重要です。今まで何も考えずに洗ってたという方は、シャンプーの仕方も見直してみてください。
1.ブラッシング
髪の毛を洗うのにわざわざ櫛を通すなんて…と、少し面倒に感じるかもしれませんが、ブラッシングすると髪の毛や頭皮についた汚れを落とすことが出来ます。髪の毛が絡まったまま洗ってしまうと、髪の毛にダメージを与えてしまうことも。
ブラシのイボイボが頭皮にあたることでマッサージ効果もあり血行も良くなるので優しくブラッシングをしてからの洗髪をお勧めします。
2.予洗い
シャンプーをする前に、ぬるま湯で「長すぎるかな?」って思うくらい髪の毛を洗い流してみてください。時間にしたら1分~2分ほど。それだけで頭皮や髪の毛の汚れが7割~8割落とせるとも言われています。髪の毛についた汚れを取ることが出来るだけじゃなく、シャンプーの泡立ちも良くなります。
3.シャンプーを手で泡立てる
手に取ったシャンプーをいきなり髪の毛や頭皮につけるのではなく、手でしっかり泡立ててください。いきなり髪の毛や頭皮で泡立てようとすると摩擦によるダメージを与えてしまいますし、モコモコにしたいがためにシャンプーの量が増えてしまいます。
そうするとすすぎも大変になりますし、髪の毛や頭皮に残ってしまう可能性も。少ない量でシャンプーするためにも手でしっかり泡立てるようにしましょう。どうしても泡立てられない、面倒くさいという方は、洗顔ネットなどを使うといいでしょう。
4.さらに髪の毛を使って泡立てる
手で泡立てた泡をよりモコモコにするために、次は髪の毛を使って泡立てましょう。その時に、髪の毛がからまないよう、髪の毛同士を必要以上にゴシゴシこすりあわせないように気をつけます。
5.頭皮を洗う
指の腹で、ゴシゴシしすぎないように優しく洗っていきます。あまりにも力を入れすぎると頭皮を傷めることがあり髪の毛も頭皮も乾燥してしまいます。
6.しっかりすすぐ
シャンプーが残ってしまうと頭皮に痒みが出たり炎症の原因になることもありますし、抜け毛にもつながるのでしっかりすすいでください。
7.トリートメント
水分たっぷりの状態でつけると成分が浸透しづらくなり効果が半減するそうなので、水気を切ってからトリートメントをつけます。ここで重要なのは、頭皮につかないようにすること。頭皮についてしまうと、毛穴が詰まり薄毛の原因にもなってしまいます。
8.タオルで頭皮もしっかり拭く
タオルでしっかり水分をきることでドライヤーの時間を短縮できます。ただし、頭皮を力いっぱいゴシゴシするのは傷つける原因になるので優しくしっかり拭くようにしましょう。
こうしていろいろ見ていくと、髪の毛のためにするべきことと肌のためにすることは同じように思います。良いと言われるものは無理のない範囲で取り入れて、美しい肌、美しい髪の毛を育んでいきたいです。
近年、薄毛に悩む女性が増えているそうです。私が若い頃(10代~20代)は、薄毛で悩むのは男性だけだという勝手な思い込みがありました。周りに、薄毛で悩んでいる女性もいなかったし、女性の育毛剤も今のように豊富じゃなかったというのもあるかもしれません。
母親が60を過ぎて、髪の毛が薄くなってきたことを気にするようになりました。母は元々、髪の毛の量が多くて、同年代の人に比べると白髪もとても少なく、白髪染めをしたことさえありませんでした。
私は母親と同じくらいの身長なので、頭頂部を見ることなんてほとんどなくて、薄毛になっていることにも全く気付いていませんでしたが、ある日、頭頂部を見せられてびっくり!本当に薄くなってきてたんです。髪の毛が多すぎるのが悩みだったはずなのに…。その時初めて、薄毛は男性だけの悩みじゃないんだということを知りました。
母のように、加齢による薄毛に悩んでいる人は多くなってきているのだと思います。実際、女性のための育毛剤もたくさんありますし、テレビでも女性用かつらのCMが流れています。
私の髪質は母に似ているので、「あなたも若いうちから、しっかりケアしておいたほうがいいわよ」としつこく言われ続けています。
今はまだ大丈夫だからと安心せず、薄毛が進行してから慌てないよう、悩みの種を早くからなくすように努力をしましょう♪
記事担当:HAPPY
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