「ヒアルロン酸」関連を含むトライアル化粧品｜注目美容成分別トライアル

ヒアルロン酸保有率と年齢の関係

下のグラフを見てもわかるように、ヒアルロン酸は年齢とともにどんどん低下していきます。20歳のときを100とすると、60歳のときには、なんと4分の1まで減少していることがわかります。

このヒアルロン酸の減少が、肌のうるおいやハリをうばい、シワやタルミの原因になっていきます。化粧品に含まれるヒアルロン酸は、不足してきたヒアルロン酸を補い、年齢肌に潤いや、ハリをあたえてくれるお手伝いをしてくれます。

ヒアルロン注射の効果

目元やほうれい線、眉間などしわの気になるところに注射をすることで、リフトアップ効果が期待でき、ハリが出てくるため、シワも目立たなくなります。ただし効果は永遠に続くものではありませんし、その方の肌状態によっては、望んでいるほどの効果を得られない場合もあります。

心配される副作用

純粋なヒアルロン酸を使用している場合には、副作用はほとんどないと言われていますが、中には副作用とも思える症状がいくつか考えらえますので、それを見ていきたいと思います。

～内出血～
注射をする際、針を使用しますから、その針でごくまれに内出血を起こすこともあります。1週間ほどすれば消えていきます。

～アレルギー～
ヒアルロン酸は元々体にあるものなのでアレルギーを起こすことはめったにありませんが、人によってはまれに起きることもあります。

～皮膚が壊死する～
経験や技術のある医師であればこの心配はいらないと思いますが、未熟であまり経験もないような医師が担当した場合、誤って動脈に注入してしまい、末端の皮膚に血液がいかなくなるという失敗例もあるようです。

～肌が凹凸になる～
ヒアルロン酸を注入した際、均一に広がらず、肌に凹凸ができてしまうこともあります。

～しこりが残る～
ヒアルロン酸注射の効果が持続するのは半年～1年間といわれていますが、効果がなくなっても、ヒアルロン酸の物質だけが残ってしまい、それがしこりとなることもあります。

～表情が不自然になる～
自分が望むような仕上がりになるかどうかは医師の腕にかかっています。センスがない医師や経験の浅い医師だと、バランスがおかしくなって笑顔が不自然になったりすることもあります。

～その他のトラブル～
中には、価格を安くするために、豊胸に使うためのヒアルロン酸を使用したりするクリニックも存在します。ヒアルロン酸は人の肌に元々あるものです。ヒアルロン酸を注射で注入しても時間が経てばなくなっていくと言われています（効果が切れてもヒアルロン酸の物質だけが残ってしまうこともあります）。一度打ったら永久にしわが出来ない…というものではありません。効果を持続させる目的で、ヒアルロン酸にほかの成分を混ぜたものを注射するクリニックもあり、それがトラブルにつながるということも起きています。

ヒアルロン注射で注意すべき点

ヒアルロン酸注射は副作用がないと書かれているものが多いのですが、実際には、しこりが出来たり、効果が切れたあと、注射を打つ前よりも肌がたるんでしまったなどということもあるようです。涙袋を作るためにヒアルロン酸を注入した場合など、形が崩れてくることがあるため、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

何度も記述していますが、ヒアルロン酸注射の効果は永続的ではありません。長くても半年から1年。またハリのある肌に戻したくなって、何度も繰り返すようになる人も多いのです。実際、芸能人でヒアルロン酸注射をしたんじゃないかと噂されている人の中には、何度も繰り返したことによって表情が不自然になってしまったり「前の方がよかったのに…」と思えるような状態になっている人も見かけます。ある程度は年相応じゃないと不自然ですよね。バレないプチ整形のはずが、第三者に不自然に映ってしまっては意味がありません。

ヒアルロン酸注射といっても、いくつもの種類があります。注射を打つ部位や症状によっても使うものが変わってきますし、柔らかいものから硬いものまで種類は様々なのです。どんな注射を打ったかによって、トラブル後の対処も変わってきます。適切なものを選んでもらえるかどうかも、医師次第。的確なものを選ばなければ、トラブルも出てくるでしょうし、何かトラブルが起きても対処しきれなくなる危険性も考えられます。

注射をした後、後悔することのないよう、起きうるトラブルも踏まえた上で行うようにしてください。「安いから」という安易な理由だけで選ぶのではなく、ちゃんと実績や経験があるかどうかを見極めてクリニックを選ぶようにしたほうが良いのではないでしょうか。