アンプルール ラグジュアリーホワイト
1,890円（税込)
たくさんの女性を診てきた美容皮膚科医が開発したドクターズコスメ！
当サイトに掲載しているトライアルセットの中から「ハイドロキノン」を含むトライアルセットをピックアップしています。
「ハイドロキノン」関連を含むトライアル化粧品
アンプルール
ホワイト
ビーグレン
ホワイトケア
注目美容成分「ハイドロキノン」について
白く透明感があふれる肌は多くの女性が憧れる理想の肌のひとつ。そんな白い肌を目指す女性が日々のお手入れに活用しているのが美白の特徴をもったスキンケア化粧品です。
この美白関連の化粧品に使用されている成分が、いわゆる美白成分と言われるもので「トラネキサム酸」「アルブチン」「ビタミンC」など様々な美容成分が使われています。
その中でも最近、強力な美白成分として注目を集めている成分が「ハイドロキノン」。このハイドロキノンとはいったいどのようなものなのか調べてみました。
ハイドロキノンとは？
ハイドロキノンは、もともと天然にも存在する成分でイチゴやコーヒーなどにも含まれています。このハイドロキノン、「肌の漂白剤」とも言われるほど強力な美白成分で、一般的な美白成分と比べると、60倍～100倍もの美白作用があると言われています。
欧米などでは一般的に使われている成分なんですが、日本では皮膚科などの医療機関でシミや肝斑などの治療薬として用いられていました。それが2001年の薬事法改正で化粧品への配合が許可されています。
ハイドロキノンの特徴と働き
この「肌の漂白剤」とも呼ばれる注目の美白成分ハイドロキノンには、どの様な特徴や働きがあるのでしょうか。
まず、ハイドロキノンには紫外線などにより活性化するチロシナーゼという酸化酵素の働きを抑えてくれる特徴があります。チロシナーゼとはシミやシワの原因となる「メラニン」を生成する酵素。この酵素の働きを抑えることで新たなシミをできにくくしてくれる、シミの予防効果が期待できます。
次にハイドロキノンには、メラニン自体を生成してしまう細胞である「メラノサイト（色素細胞）」に働きかけ、これを減少させることが確認されています。
つまりこの美白成分は予防だけではなく、今現在あるシミにも効果が期待できる特徴を持っているということになります。
ハイドロキノンの弱点と新成分
シミが気になる人にとっては夢のような成分ですが、ハイドロキノンには光や熱に弱く不安定という弱点があります。光にあたることで酸化したり構造が変化したりするため、しっかり蓋を閉めて冷暗所に保存する必要があります。
酸化して成分が変化してしまったものを使用すると肌トラブルにつながることもありますから、使用期限を守ることも大切なポイント。「まだ残ってるしもったいないから」という理由で、使用期限が過ぎたものを使って肌に悪影響があったら取り返しがつきませんから期限はちゃんと守った方がいいでしょう。
不安定なハイドロキノンを安定化させた成分
ハイドロキノンには光や熱に弱く不安定という弱点があることを先ほど記載しましたが、最近この弱点を克服した成分が注目されています。ここではその新成分から2つを取りあげ、その成分が配合されているシリーズのトライアルセットをご紹介しています。
●新安定型ハイドロキノン
不安定なハイドロキノンをBCDACと合成することで、酸化しにくく、熱などにも強くしたものが「新安定型ハイドロキノン」です。BCDACがハイドロキノンを包み込んで熱などから守ってくれるようです。安定性が高まったことで、肌への刺激も減少し、安心して肌をケアできるようになっています。
●Qusome化ハイドロキノン
ハイドロキノンを超極小のカプセルで包んで角質層まで届けられるような作りになっているそうです。ハイドロキノンを包むカプセルは皮脂に近い成分で出来ているのだそう。そうすることで肌になじみやすくなり、安定した状態で届けることができるのだそうです。
ビーグレン ホワイトケア
1,944円（税込)
ビーグレンの紫外線から肌を守り、透明感のある肌へと導くシリーズ。
使用上の注意点
・刺激を感じる場合がある
美白効果が高い分、肌への刺激も高いため、使う人の肌によって、または濃度によって、赤みが出たり炎症を起こしたりする場合があります。厚生労働省は一般の化粧品への配合濃度は2％を推奨しています。海外ではもっと濃度が高いものが売られていますが、「濃度が高くなればなるほど効果がある」と思ってそれらを使用してしまうと、肌への刺激も強くなりトラブルの原因になってしまいますので注意が必要です。
・紫外線対策は必須
ハイドロキノンはメラニンの生成を抑える働きがあるため、紫外線の刺激を受けやすくなってしまうということでもあります。そのため、日中使う場合は、紫外線対策は必須です。紫外線対策をせずに過ごしているとかえってシミが濃くなってしまうということも考えられますし、紫外線の刺激を受けて肌トラブルの原因にもなってしまいます。心配な方は夜だけ使用するようにするのもいいと思います。
濃度や使い方をよく守って使用する
シミを予防するための成分はいくつもありますが、すでにできてしまったシミを薄くしてくれるという点だけを見ると、ハイドロキノンはとても優秀な成分のように思えます。
ですが、上述したように効果が高い分、リスクも大きいので、濃度が高すぎるものは避ける、海外製品を個人輸入して使うのは控える、紫外線対策はしっかり行うなど、十分注意して使用するようにした方がいいでしょう。
効果を求めるあまり、濃度が高いものを選んで個人判断で使ってしまうと、のちのちトラブルが起きるかもしれません。キレイになるためにケアをするわけですから、トラブルが起きないような使い方をしていきたいですね。
不安定なものは使用する際の注意点も多く管理も難しいので、安定性を高めたもの、少しでも肌への刺激が少ないものを選んで使うというのも大事だと思います。
