当サイトに掲載しているトライアルセットの中からセラミドを含むトライアルセットをピックアップしています。セラミドは皮膚の角質層の細胞と細胞の間にある脂質の一種で、皮膚のバリア機能を助けてくれる重要な働きをもつ成分です。ここではそのセラミドの基礎知識もあわせて掲載しています。
「セラミド」関連を含むトライアル化粧品
ヒフミド
トライアルセット
ディセンシア
アヤナス
ディセンシア
サエル
ディセンシア
つつむ
アスタリフト
ベーシックキット
アスタリフト
ホワイト
エファージュ
トライアル
gg(ジージー)
トライアル
パーフェクトワン
トライアル
ブルークレール
トライアル
アルケミー
トライアル
コラージュ
B.K.AGE
京美水
エイジケア
サイクルプラス
ローション
デルマQⅡ
トライアル
クリスタルジェミー
お試しセット
エトヴォス
モイスチャー
エトヴォス
バランシング
エトヴォス
バイタライジング
オリーヴフォレスト
トライアルセット
江原道
オリエンタルプランツ
フラセラ
トライアルセット
ソフィーナジェンヌ
実感セット
キュレル
フェイスケア
ジェイドブラン
トライアル
ミレニアム・マザー
シリーズ
ラボラボ
トライアル
レチノタイム
トライアル
イデアアクトR
プロジェマックス
エレクトーレ
トライアル
FTC
王道十和子肌
MARKS&WEB
トライアル
テラクオーレ
カモミール
ヴァントルテ
ボタニカルモイスト
トゥヴェール
トライアル
ドモホルンリンクル
無料お試しセット
ラクトフェリンラボ
トライアル
注目美容成分「セラミド」について
セラミドとは、皮膚の角質層の細胞と細胞の間にある細胞間脂質の一種です。このセラミドは細胞間脂質の約50%を占めている成分で、油となじみやすい部分(親油基)と水となじみやすい部分(親水基)を持っている特徴があます。
この特長により、しっかりと水分を抱え込むことができ、肌の保湿に欠かせない成分となっています。セラミドは加齢によって、少しずつ失われていき、減ってくると肌荒れや乾燥肌、しわ、たるみの原因なります。
また、肌はもともと生体を維持するためにバリア機能を持っていますが、このバリア機能を助けてくれるのもセラミドです。セラミドは、角質の上に存在する皮脂とは異なり、角質の細胞から放出され、コレステロール・脂肪酸などとともに水と脂質の層状構造を作ります。
この皮膚バリア機能によって皮膚を外敵から守ってくれる役割りを果たしてくれます。一方内側では、セラミドが肌にあることで水分をたっぷりと含んだみずみずしい肌が保つことができます。
肌は直接外部と接しているため、セラミドなどの細胞間脂質が減少すると肌のバリア機能が低下することになり、肌内部からの水分維持ができにくくなります。これが乾燥して水分が蒸散しうるおいのないカサカサ肌をつくってしまう要因にもなります。
このように、セラミドの機能とは水分を逃さずに保つ「保湿機能」と、外部からの刺激を守る「バリア機能」をあわせ持っています。このセラミドは、加齢やストレス、環境の変化等の要因で減少するといわれており、乾燥肌等ではセラミドが著しく減少していることが報告されています。
その他、アトピー性皮膚炎の人には、このセラミドが足りていないこともわかっており、その改善にも期待されている成分です。肌の老化やアトピー性皮膚炎によって起こる肌のカサつき、肌荒れなどには、セラミドが不足していることが確認されています。
アトピー性皮膚炎の人や乾燥肌の人は、もともとセラミドが少ないという特徴があり、そのことで肌のバリア機能が低下してしまい、肌内部から外部へ水分が失われやすくなり、肌がカサカサと乾燥し、抗原や化学物質が肌内部に入りやすくなります。抗原が肌に侵入すると、アレルギー反応が起こり、肌ではかゆみや炎症などの様々な問題が生じます。
主なセラミド
セラミドとひとことでいってもその種類は様々です。その中でも美容面で重要な3つのセラミドについて説明します。
●セラミド1
保湿効果があり、外的刺激から肌を守るバリア機能が特に優れています。アトピーの場合は、セラミド1が少ないために、刺激を受けやすい肌になってしまっていると考えられます。
●セラミド2
セラミドの中でも特に保湿力に優れています。人間の肌にもともとあるセラミドのうちの、21%を占めていて、肌に一番多く含まれているセラミドです。そのため、化粧品に配合されることも多いのです。
●セラミド3
セラミド3は、保湿機能があり、シワを目立たなくさせる作用があります。逆に言えば、これが減ってくるとシワが目立つようになるということです。
化粧品に使われるセラミド
化粧品に使われているセラミドの中にもいろいろなものがあります。その種類と内容についてみていきましょう。
●ヒト型セラミド(バイオセラミド)
酵母を利用し、バイオ技術によって作られるもの。人肌にあるセラミドと同じような構造をしているため、肌なじみも良く、浸透力も保湿力も安全性も高いと言われています。機能的には大変優れているんですが、ヒト型セラミドには水にも油にも溶けにくいという性質があるため、化粧品への配合は難しいと考えられていました。
ですが、近年ナノ化技術が進み、肌への浸透力が高まったことで、化粧品へ配合することも可能になり、肌に対する効果も高まってきています。成分表には、セラミドのあとに数字、もしくはアルファベットで表示されています。
●天然セラミド
動物由来のセラミド。多くは馬で、脳や脊髄から抽出したもの。保湿力や浸透力に優れています。バリア機能や肌荒れの改善作用もあるため、アトピーの人、敏感肌の人の保湿にも効果的。成分表には「ウマスフィンゴ脂質」「ビオセラミド」「セレブロシド」などと記載されています。
●擬似セラミド
擬似セラミドは合成セラミドとも呼ばれています。セラミドによく似た働きをするものを化学的に合成して作らています。特にセラミド2と似た働きをすると言われていますが、あくまでも似ているというだけで、セラミドではないんです。大量生産することが出来るので、価格が安いというメリットはありますが、ヒト型セラミドなどの効果にはかないません。成分表には「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」「ラウロイルグルタミン酸」などと記載されています。
●植物セラミド
大豆、とうもろこし、米、こんにゃくから作られているセラミドのこと。中でもコンニャクセラミドは、ほかのものに比べてアレルギーを起こしにくいということから最近注目されているようです。大量生産できるため、金額的にも安いという利点もあります。ですが、人の体にあるセラミドとは構造自体が違うため、あまり吸収されないという欠点もあります。成分表には「コメヌカスフィンゴ糖物質」「植物性セラミド」などと記載されています。
セラミドを減少させないためには…
加齢とともに減っていくのは仕方ないことですが、日常の習慣などにより必要以上に減らしてしまうのはとてももったいないことです。セラミドが不足すると乾燥の原因にもなりますし、さらには様々な肌悩みにも関わってきますから、習慣を見直し、セラミドの減少を防ぐことも大事です。
●洗顔
洗顔をしすぎると、セラミドも洗い流されてしまいますから必要以上に洗わないようにしましょう。セラミドが減ると乾燥を招きますし、バリア機能も低下してしまいます。洗顔料をしっかり泡立て、肌を擦らないように気を付けてください。
メイクをきちんと落とすのは大事ですが、洗浄力が強い洗顔料、クレンジングを使うと、セラミドを溶かしてしまうこともあります。セラミドを減らさないということを考えると、肌に優しいもので洗うようにした方がいいでしょう。
●体の洗い方
洗顔と同じで、こすりすぎると大事なセラミドも一緒に洗い流してしまうことになります。肌に負担をかけないように、十分泡立てて、なるべくタオルなどを使わずに、手に乗せた泡で洗うようにしましょう。お湯だけでも汗などは流せますから、部位によって、石鹸を使うところ、使わないところをわけるといいですね。そしてお風呂上りは、顔と同じように、必ず保湿を行うようにしてください。
●睡眠を取る(ターンオーバーを正常にする)
睡眠不足は肌のターンオーバーを乱します。ターンオーバーが乱れると、セラミドの生成量が減ってしまいます。セラミドの減少を防ぐためにも、睡眠もきっちりとって、ターンオーバーを正常に保つようにしましょう。
●紫外線対策
紫外線はシミやシワなどの原因になるだけじゃなく、ターンオーバーも乱れます。それによってセラミドの生成が減ってしまうので、日焼け止めや日傘などでしっかり紫外線から肌を守るようにしましょう。