「恐怖!かさかさシーズン到来!」冬の乾燥肌ケア特集

冬の乾燥肌ケア特集

「恐怖!かさかさシーズン到来!」冬の乾燥肌ケア特集

公開日:2015年11月20日

冬は特に乾燥する季節です。ほかの季節には乾燥を感じないという人でも、冬だけは顔や体の乾燥を感じるという人も多いでしょう。

乾燥すると、痒くなったり、毛穴やほうれい線などが目立ってきたりと、いいことは何もありません。何とか冬でもしっとりした肌を保ちたい!

ということで、ケア方法や、乾燥しないために気を付けなければいけないことなどを書いていきたいと思います。

なぜ冬はこんなにも乾燥するのか?!

秋から冬にかけては皮脂量もグンと減ります。その量は、秋の約半分ほどになるとも言われているんです。1年間のうちで、湿度が最も低下するのも冬。湿度が低下することで、水分も蒸発しやすくなるので乾燥しやすくなってしまうってわけです。

気温の低下により、身体も冷えるから、血流も悪くなって、代謝も低下し、バリア機能も弱まってしまいます。しもやけが出来るのも、血行不良になるからですよね。

それらに加えて、暖房器具による乾燥もあります。でも寒いからつけないわけにはいかない…。暖かい部屋でヌクヌクしてたい…。

冬に乾燥する理由はたっくさんあるわけです。

乾燥肌対策あれこれ…

でも乾燥したまま放っておいたら、くすんできたり、毛穴やシワ、ほうれい線などが目立って来たりと、様々な肌トラブルにつながりますから、しっかり対策をする必要があります。では、乾燥肌に効果的なこととは…?

パックをする

パック

普段使っている化粧水をよりしっとりした保湿効果の高いものに変えるというのはもちろんですが、冬は定期的にパックをして、肌をいわたってあげることも大事です。

パックと言っても、高いものを買ってくる必要はありません。精製水パックでもちゃんと効果は感じられます。コットンを精製水で浸して軽く絞ります。それに化粧水を少し混ぜ、顔に乗せていくだけです。

私はコットンの代わりにキッチンペーパーを使っています。目と鼻と口の部分を少し切って乗せると顔全体が覆われるので便利です。どちらも試してみましたが、効果は全く変わりませんし、キッチンペーパーの方が使いやすいということで、もっぱらキッチンペーパーでやってます。

精製水はドラッグストアへ行けば安く手に入りますから、化粧水だけでパックをするより断然安上がりです。何も高いものを買う必要はないんです。

そして絶対守ってほしいのが「3分以上しない」こと!これは佐伯チズさんがおっしゃってたことなんですが、3分以上してしまうと、今度は顔の水分をパックシートが吸っちゃって、乾燥し始めちゃうんです。ただし、パックの上からラップで覆ったら5分くらいしてもいいそうです。

これを知らなかった時、長くやるほうが効果も高いんじゃないかと思って、5分も10分もそのままにしていたことがありました。結果、乾燥は全く改善されず!

「なんだよ!全然効果ないじゃん!」と思ってましたが、パックは3分まで!という佐伯さんの言葉を信じてやってみたら…びっくりするくらい潤うようになりました。

水分をしっかり摂る

水分を摂る

夏は喉が渇いたと感じることが多いので、水分もたくさん摂りますが、冬は意識して摂取しないと不足しちゃいます。

ただでさえ、気温が低くなることで血流が悪くなっているのに、水分まで不足してしまったら、血流がますます悪くなり、代謝も悪くなるし、冷えもひどくなります。

外側から水分を与えるだけじゃなく、体内にしっかり水分を補ってやることも乾燥肌の対策につながります。身体のためには冷たい水は避けたほうがいいでしょう。

お風呂は42℃に10分間

入浴

肌のためには長い間お風呂に入るのがいいんじゃないかと思っている人も多いと思います。、1時間も2時間も入っているという人もいるのでは?!私の友人にもたくさんいますが、実は長風呂はお肌には良くないんです。

長い時間お風呂に浸かっていると、肌に必要な皮脂やセラミドなどが流れてしまうんです。そうなると、水分をキープする力が弱まり、乾燥するようになってしまいます。

理想的な入浴法は、「42℃に10分」浸かること。

お風呂に入ると、身体が温まり、ヒートショックプロテイン(HSP)というものが増えます。ヒートショックプロテインというのは、傷ついた細胞を修復しようとするタンパク質のこと。熱によるストレスを与えることで、ヒートショックプロテインが増えるのです。

そうすると自然治癒力も高まり、コラーゲンの減少も防いでくれるので、肌にも良い効果があるそう。効果は1~3日ほど持続するらしいので、週2回この方法で入浴すればOK。

42℃以上にしてしまうと、肌にも内臓にも負担がかかりすぎるので、それ以上は熱くはしないでください。乾燥肌の人は、くれぐれも長時間お風呂に入ることはしないように!

お風呂上りはすぐに保湿!

保湿

コレはよく言われていることなので、やってる人の方が多いと思いますが…。

入浴前はきちんと潤い成分が角層にあるんだけど、入浴後は、角層にある肌に必要な潤い成分が流れて出てしまうため、入浴前よりも乾燥するんです。

乾燥するまでの時間はあっという間!お風呂を上がってタオルで拭いている時には既に乾燥が始まってるので、お風呂の中で保湿するほうがいいといわれているわけです。

入浴後、20分も放っておいたままにしておいたら、めちゃくちゃ乾燥してしまいます。

お子ちゃまとかいたら、すぐに保湿なんてできない!っていう人もいるでしょうし、すぐにするのは面倒なんだよな~という人もいるでしょうが、普段、ある程度の時間をおいたあとにお手入れしているという人は、早速お風呂上りすぐにやってみてください。

徐々に乾燥肌から解放されていきますから。私もこれを毎日心掛けるようになって、身体がカサカサすることもなくなり、痒みも消えました。

身体にも化粧水+クリームを!

化粧水+クリーム

ボディクリームを使っているという人は多いと思いますが、それでもどうも乾燥が改善されない…という人は、化粧水も使ってみてください。

私も、クリームだけのケアをしていた時は、「なんで毎日しっかりクリームを塗ってるのにカサカサなんだろう?」と悩んでました。でも、顔と同じように化粧水もつけるようになったら、翌朝もずっとスベスベした肌が持続するようになったんです。

私はニベアを使ってるんですが、ニベアオンリーよりも、化粧水をつけた上からニベアを塗ると、より高い保湿効果が得られるのでオススメです。

ただし、身体につかうとすぐになくなるので、高価なものは必要ないと思います。気兼ねなく使える安い化粧水(もちろん自分の肌に合うもの)でも潤いますよ。

やってはいけないこと!またはやらないほうがいいこと

次は、乾燥肌の人が絶対やってはいけないことについて書いていきたいと思います。

わかってはいるけど、ついやっちゃうってこともあるかもしれませんが、「つい…」をなくすだけでも、肌の潤いは全然変わってきます。

私も「つい…」をやめたことで、随分乾燥が改善されましたから。

こすらない

乾燥している時は、バリア機能も低下しているし、ちょっとのことでも刺激になってしまって肌を傷めてしまいます。

洗顔後、タオルでゴシゴシ拭くのが気持ちいい!というのもわかりますが、乾燥肌の人は押さえる程度にしてください。顔だけじゃなく体も同じ。

タオルで押さえて水分を吸収するだけでいいです。そのあとすぐに化粧水+クリームでお手入れするわけですから、少しくらい濡れていても問題ありません。それよりも、ゴシゴシするほうが肌には悪いですからね。

顔はタオルではなく、ティッシュで押さえる程度がいいようです。これは私自身、実践してまだ日は浅いですが、タオルで押さえるよりはるかに刺激が少なくて済みますから、乾燥肌にはもってこいです。

朝の洗顔

顔も体も洗いすぎると乾燥が増してきます。洗顔後すぐに保湿しても、時間が経つと再び乾燥が始まるとか、化粧ノリが悪いなと思う方は、朝の洗顔はやめてみてください。まるっきり洗わないのです。これも私自身、実践してみて実感したことです。

どうしても顔の乾燥がおさまらず困っていた時、朝の洗顔をやめてみたんです。石鹸を使わないというだけじゃなく、顔を洗わないようにしました。いきなり化粧水をつけてお手入れしてみたら、乾燥が徐々におさまってきました。それだけじゃなく、化粧ノリも全然違う!

毎朝石鹸で洗顔していた人からしたら、顔を洗わないって、落ち着かないと思いますが、乾燥肌にはとてもいいです。

洗顔の仕方は様々な意見がありますよね。寝ている間にも汗はかくし、顔にほこりもつくから、朝からもしっかり洗顔しなくちゃいけないっていう人もいますが、それは普通肌、もしくは脂っぽい肌の人に当てはまることだと私は思っています。

乾燥肌の人は、とにかく必要な皮脂を落としすぎないようにするしかないんです。夜しっかり洗顔するんだから、朝は必要ないと思います。実際私は、朝の洗顔をやめてから、乾燥がおさまって、肌を褒められることが増えました。

まったく洗わないのが気になる人は、拭き取り化粧水を使ってみてください。それでも気になるという人は、洗顔料を使わないで顔をさっと洗い流す程度にしてみてください。これだけでも全然変わると思います。

ただし、脂っぽい人はしっかり洗ったほうがいいです。

身体を冷やす

冷えは万病のもとともいいますが、肌にも絶対良くありません。体の冷えは乾燥肌を招きます。あるいは乾燥肌を悪化させます。

上述しましたが、身体が冷えると血流が悪くなって代謝も落ちるし、免疫力だって落ちてしまいます。血流が悪くなれば、肌が持ってる力も弱まるし、末端が冷えてしもやけになったり、ひび割れしたり、むくんだり、くすんだり、ターンオーバーが乱れたり…様々なトラブルを引き起こします。とにかく体を温めるように心がけましょう。

この前TVでお医者様もおっしゃってましたが、一番いいのは腹巻だそうです。お腹周りを温めることで全身がポカポカしてくるんだそう。寒い冬、身体が冷えないように工夫して、乾燥から肌を守りましょう。

まとめ

私が実際、いろいろ試してみて効果があったものを中心に書き連ねてみました。結構よく聞く話も多いので、もうすでに実践してるよ!って方も多いかもしれませんが、まだやってみたことがないというものがある人は是非試してみてください。

乾燥肌というのは本当に厄介です。痒くなるだけじゃなく、化粧ノリも悪くなるし、毛穴やシワも目立ちやすくなるし、疲れ顔になっちゃうしね。

年末年始は、イベントごとも多くなり、飲みすぎたり食べ過ぎたりすることも多くなるので、自分で加減して、内臓を疲れさせないようにすることも大事です。

記事担当:YU-MI

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