「ガサガサかかと」から「ツルツルかかと」へ!かかとのケアどうしたらいい?

かかとのケア

「ガサガサかかと」から「ツルツルかかと」へ!かかとのケアどうしたらいい?

公開日:2019年01月09日

かかとが荒れてるのってすごく気になりますよね。夏が近づいてくると「サンダル履くのにかかとがガサガサじゃみっともない!」と慌ててしまいます。だからって「靴下やタイツをはくから冬はかかとケアはお休み」とはなりません。

乾燥する季節に放っておくと悪化してしまうことも…。タイツやストッキングがかかとのガサガサした部分に引っかかってしまったりして結構辛いです。あれは経験した人にしかわからない痛みだと思います。

結局、かかとのケアは年中必要なんです。ひび割れまでいっちゃうと痛みも出てきて大変ですからね。そこでみなさんがどのようなかかとケアをしているのか、今回はそれについて調べてみたいと思います。

そもそもなぜかかとはガサガサになるのか?

ガサガサかかと

なぜこうもかかとだけカッチカチになるのか…?疑問に思ったことはありませんか?顔と違ってスキンケアしないから?でもほかの部位はスキンケアしなかったとしてもあれほど硬くなりませんよね。

かかとケアについて語る前に、そもそもなぜかかとはガサガサになりやすいのか?ということについて調べてみることにしました。

角質層が厚いため

角質層は外的刺激から肌を守る、水分の蒸発を防ぐという大切な役割を担っています(いわゆるバリア機能)。角層層数は体の部位によって差があり、中でもかかとの層数が最も多いと言われているんです。しかもそれは子供の頃より厚くなる傾向にあるそうです。歩いている時間、足に負担がかかっている時間が長くなることが影響しているよう。

その分、かかとはほかの部位に比べてターンオーバーにも時間がかかってしまいます。顔と比べると100倍ほどの日数がかかるんだとか。時間がかかってもターンオーバーが正常であれば垢となって剥がれ落ちていくので角層の厚さも変わらないはずですが、いろんな原因でターンオーバーが乱れてしまうと角層が厚くなってしまいます。

頬とかかとを触ってみるとその違いははっきり分かりますよね。明らかにかかとの方が分厚く感じます。特にガサガサ状態の時のかかとはカッチカチですよね。

かかとには皮脂腺がない?!

足裏や手の平には皮脂腺がないんだそう。けれど汗腺は多いのだそうです。足の裏がべたべたして気になるということがありますが、あのべたつきは汗だったんですね。

皮脂腺がないということは乾燥しやすいということ。汗を放置するのも乾燥の原因になりますから厄介です。

手の平なら汗をかいてもすぐに拭きとることが出来るけれど、足裏だと汗をかいてすぐに拭きとるなんてことはなかなか難しい。だからこそ、日頃から保湿ケアしなければならないんですね。

刺激を受け続けている

歩くときはもちろん、ただ立っているだけでもかかとにも相当な負担がかかっています。全身の体重がかかるわけですからね。

女性は特にパンプスのような窮屈な靴をはくことも多く、足を酷使している状態です。それもまた、かかとを厚くしてしまう一つの要因のように思われます。

かかとケアのあれこれ

かかとケア

かかとケアの方法はいくつかあり、そのためのアイテムもたくさん発売されています。それらを使ってケアしている人も多いと思いますが、具体的にどういうものがあるのか見ていきたいと思います。

フットピーリング

フットピーリングは足裏の角質を削らずにキレイにする方法です。一定時間ジェル状のピーリング剤でかかとを覆い、蓄積されて古くなった角質層に浸透し、層と層の間の接着部分に働きかけ剥がれやすくします。その後、洗い流すことでかかとの手入れをしていきます。尚、使用前には肌に合うかどうかを調べるためにパッチテストを行うのが主流のようです。

●【代表アイテム】ベビーフット

私の周りで使っている人が最も多い商品がこれです。面白いくらいポロポロ取れて気持ちがいいらしい。

これは、事前にパッチテストをして問題なければ、ローションを入れたパックに60分(30分のものもあります)足をひたしてその後洗い流すだけ。ローションに含まれたフルーツ酸が古い角質をはがれやすくしてくれます。角質ケアをしたことがない人でも簡単にケア出来るのがいいですね。

足をローションにひたしてから、2日~10日の間に徐々に角質が剥がれてきます。日数に関しては個人差もありますし、一気にツルンと剥がれるわけではないので、その間、角質がポロポロ室内に落ちまくるのが難点だと友人たちは話していました。角質が部屋中に散らばらないように靴下をはいて対処しているそうです。専用のソックスも売られています。

時間はかかっても、取れていくのが気持ちよくて面白くてやめられないのだとか。

保湿クリーム&かかとソックス

これはかかとの角質を落とすのではなく、保湿することでかかとの乾燥を防ぎケアしていく方法です。手軽にケアすることができるので、かかとの状態が気になり始めたらまずやってみる方法かもしれません。

●【代表アイテム】ニベア&かかとソックス

保湿クリームにはニベアを使っているいる方が多いようですね。ニベアにかかとソックスだけという方、ニベアにオイルをプラスしてかかとソックスをはいている方、私のようにニベアを塗ったあとラップでかかと付近をくるんでかかとソックスをはくというやり方、様々な方法があるようです。

私のやり方(ラップでくるんで靴下をはく)だと、汗が出るほど温まります。そのまま寝ようとしたことが何度かありましたが、暑いのが気になって結局途中でサランラップを取ってしまいました。寝る時はラップはやめたほうがいいです。

これらの方法は、ツルツルになるまでにかなり時間がかかりますし、あまりにもかかとの状態が悪いと、これだけでツルッツルになるのは難しいかもしれません。ただ、多少時間がかかってもいいから肌に優しい方法でケアしたいという人にはオススメの方法だと思います。

電動角質リムーバー

いろんなブランドから発売されていますよね。商品によっては電池式と充電式があり、電動でかかとをケア出来ます。自分でやすりを使ってケアするよりは簡単ですし、短い時間でケアできるので便利ですね。ほとんどのものが水洗い可能ですので清潔です。電動とはいってもコツはあるようなので、使いながら慣れていくのがよさそうです。

かかと削り(かかとやすり)

かかと専用のやすりを使ってかかとの古く硬くなった角質を落としていく方法です。ガラスでできた物など、様々な商品が発売されています。

●【代表アイテム】5セカンズシャイン かかと角質削り

私が一番気になっているアイテムです。テレビの通販番組で紹介されて、一時期は売り切れ状態が続いていたというほど反響があったアイテム。

かかとが濡れていても濡れていなくても使用できるということ。そしてガラス製なので使った後は丸洗いして乾かすだけという手軽さも魅力です。硬い角質だけを除去するので痛みなくかかとケアが出来るそうです。

数あるかかとケアアイテムの中でも手軽にケアしたいという人にはかなりオススメですね。落として割ったりしなければ繰り返し使えるので経済的でもあります。

角質ケアで気を付けること

角質ケアで気を付けること

角質ケアの方法はたくさんあり、人それぞれ好みもあるのでどれが一番いいなどとは言えませんが、角質ケアをするにあたっての注意点をいくつかご紹介します。

傷つけない

何のアイテムを使うにしても、無理やりこすって傷つけるようなことをしないことです。早くキレイにしたいという思いから、しつこくやりすぎるのも厳禁です。かえって角質が厚くなってしまう場合もあります。

一気にやろうとしない

早くツルツルにしたくて焦ってしまうのもよくわかりますが、角質の厚さ、乾燥具合によっては、一度ではツルツルとまではいかないこともあります。そういう場合は焦らずに、日を置いてもう一度チャレンジするようにしてください。ケアを続けていくことで少しずつ、ツルツル肌になっていきます。

ケア後の保湿をしっかり

どのアイテムを使ってケアするにしても、ケア後の保湿は必須です。ただでさえかかとは乾燥しがちです。硬くなってしまった角質を削ったあとはさらに乾燥しています。保湿をしっかりすることで、その後の日々のケアもしやすくなります。

ピーリング剤を使う場合は必ずパッチテストを

化粧品もそうですが、かかとケアに使うピーリング剤も必ずパッチテストをするようにしましょう。特別な薬剤が入っているものがありますから、肌に合わない場合もあります。

まとめ

かかとケアのアイテム、ケア時の注意点などについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか。

10代の頃は母親のガサガサかかとを見て「痛そうだなあ」と他人事のように思っていましたが、30代を過ぎて自分のかかとも同じようになっていることに気付きショックを受けました。

「乾燥してるかも?」くらいの状態で保湿ケアを毎日行っていれば、ガサガサになることはないですし、ましてやひび割れ状態にまで悪化することなどないんですが、かかとってついついケアを怠りがちになってしまうんですよね。

一度厚くなってしまってひび割れ状態までなったかかとをツルツルに戻すには結構大変です。いろんなケアアイテムを使ってツルツル肌になったら、そこからは毎日しっかり保湿をして状態を悪化させないようにするのが一番簡単かなと思います。

頑張ってケアして、ストッキングに引っかからない、素足でも自信の持てるかかとを手に入れましょう。

記事担当:HAPPY

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